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名古屋で中古マンション・中古戸建てを購入する際に必要な費用とは?

名古屋には空きの中古マンションや中古戸建てがあり、新しい住まいを求める方の中には中古物件を狙う場合も少なくありません。中古物件は新築と比べて安く、経済的な負担を軽くしつつ、自分の理想にぴったりな住まいを探せます。

購入なので、家を建てる時と同様にまとまったお金が必要になりますが、購入には物件の本体価格以外に様々な費用がかかってしまいます。購入時だけではなく、引き渡し前後にもお金がかかるので、どんな費用が必要となるのか知っておくことが大切です。それでは、名古屋で中古マンション・中古戸建ての購入にかかる費用についてご紹介していきましょう。

中古マンション・中古戸建てを購入するための初期費用はどれくらい必要か?

中古物件を購入する場合、支払いのタイミングは「契約時」、「引渡し時」、「引渡し後」の3回となります。契約時にかかる費用を初期費用と呼びます。

初期費用では中古マンション・中古戸建ての一部料金を支払う必要があり、その後も引き渡しまでに高額な料金を支払わなければなりません。スムーズに支払いを進めるには事前の準備が大切なので、まずは初期費用にどんな内訳が含まれるか把握しておきましょう。

手付金

売買契約時に支払う初期費用には手付金が含まれています。手付金とは物件の売買価格の一部にあたる費用です。

生活しやすい間取り、安いのに室内が清潔できれい、駅の利便性が高いなど人気物件の場合、売りに出すとすぐに買い手が見つかる場合があります。人気物件は買い手が殺到しやすいため、早めに押さえておく必要があります。

お目当ての中古物件を押さえるために必要となるのが手付金です。契約書では「解約手付」と記載されており、契約解除の場合は手付金の破棄で解約できます。

契約後は売主が引き渡しを実行するまで解約可能(実務上は期限を定めているケースが多い)ですが、買主の都合による解約は返金がないので注意してください。手付金でかかる費用は物件購入の5~10%ほどですが、売主との話し合いで決めることもあるので、用意できる金額を不動産会社に伝えておくと良いでしょう。

印紙税

経済取引で契約書が作成されると、印紙税と呼ばれる税金を支払わなければなりません。支払い方法は郵便局やコンビニ、法務局で購入できる収入印紙を売買契約書に貼り、消印すると納めたことになります。

納める税額は物件の売買代金によって違い、税額が変わる可能性があります。国税庁でしっかり確認してから用意しましょう。

記載金額が10万円以上の場合は軽減措置を受けられ、中古物件の購入では軽減税率が適用されることがほとんどです。ただし、住宅ローンに関する契約書は軽減対象外となるので注意しましょう。

2014年4月から2018年3月末に作成される契約書は、次の税額が適用されるので一部をご紹介します。

500万円以上、1,000万円以下1,000万円以上、5,000万円以下5000万円以上、1億円以下
本則税率:1万円本則税率:2万円本則税率:6万円
軽減税率:5,000円軽減税率・1万円軽減税率:3万円

仲介手数料(半金)

名古屋で中古マンション・中古戸建てを探す場合、不動産会社を通じて購入することがほとんどです。売主と買主の仲介を行うので、仲介手数料を不動産会社に支払う必要があります。

物件の購入代金の3.24%+6.48万円が上限で、契約時に半金の支払いが一般的です。仲介手数料には消費税もかかります。売主から直接購入する場合、手数料は不要です。

 

引渡し時にはどれくらいの費用が必要か?

売買契約が締約されたら引渡しとなりますが、その前に手付金を差し引いた売買代金を支払わなければなりません。通常は売主の指定口座に残金を振り込みますが、住宅ローンを利用する場合は直接振り込んでもらうことができます。住宅ローンを契約する際は、決算日まで振り込んでもらえるか必ず確認しましょう。

売主との話し合いによっては、引き渡し前に時期を指定し、中間金を払う場合もあるので契約時に必要かどうか確認してください。住宅会社や不動産が売主の場合は、建物の売買価格に消費税がかかります。売主が個人の場合は仲介手数料と同じく消費税はかかりません。

購入諸費用

引き渡し時は中古マンション・中古戸建ての売買代金だけではなく、それ以外の諸経費が発生します。住宅ローンで売買代金を支払う場合、物件の本体価格が対象となるため諸費用は自己負担の場合がほとんどです。中古物件の条件や借入額によって差がありますが、全体の6%から13%が目安となります。引渡し時には様々な諸経費が発生するので、慌てないように確認していきましょう。

仲介手数料(半金)

不動産会社が仲介した場合は契約時に支払った分の半金を支払います。契約時に全て支払った場合や売主から直接購入した場合、手数料はかかりません。

住宅ローンの印紙税

住宅ローンは審査を通過すると契約することができます。ここでも契約書を交わすため、そこに印紙税が必要です。手続き自体は、引渡し前に済ませておくのですが、費用は住宅ローンから相殺されることが一般的です。

売買契約と同じく契約書に収入印紙を貼り、消印で納めましょう。住宅ローンの場合は借入額によって税率が異なり、軽減措置は適応されないので注意してください。

住宅ローン借入費用

住宅ローンも事務手数料、保証料、火災保険料など諸費用がかかります。内容や費用に関しては選んだ住宅ローン、銀行、金融機関ごとに違うので確認してください。印紙税と同じく住宅ローンから相殺されることがほとんどです。

登記費用

不動産の所有権を移転するため不動産登記をしなければならず、さらに住宅ローンの担保として抵当権設定登記も必要であり、そこに登録免税がかかります。登記は司法書士に依頼して行うことがほとんどなので、報酬も必要です。依頼先によって報酬料は異なります。

税金の清算金

中古マンション・中古戸建ては固定資産に当てはまるため、毎年、固定資産税と都市計画税を支払う義務があります。年度の途中で購入した場合は、日割りした税額を売主に支払わなければなりません。他にも、マンションの場合は毎月かかる管理費や修繕積立金、一戸建ての場合は地代や私道負担金などを日割りで支払う必要があるので、事前に売主や不動産会社に確認しましょう。

物件の売買代金と購入諸費用の支払いが完了すれば引渡しとなり、購入した中古マンション・中古戸建てで暮らすことができます。物件購入では物件の売買代金に目がいってしまいますが、他にも諸費用があることを理解して購入準備を進めましょう。

 

引き渡し後にはどれくらいの費用が必要か?

名古屋で中古マンションや中古戸建を購入する際には、どのくらいの費用がかかるのでしょうか?費用についてしっかりと考える方は多いかと思いますが、契約時や引き渡しまでに支払う費用のことを考えていても、引き渡し後に必要な費用は案外忘れてしまいやすいものです。

頭金を用意していても、引き渡しまでに全てを使いきってしまうと物件を手に入れた後に費用を工面できなくなり支払いが困難になってしまうことも考えられます。出費が増えることで慌てないためにも、引き渡し後に必要となる費用についてご紹介していきましょう。中古マンションや中古戸建ての購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

不動産取得税

中古マンション、中古戸建てなど不動産を購入して取得した場合には「不動産取得税」と言われる地方税を納める義務があります。名古屋市でも、もちろん納めることになりますが税額は「課税標準額×3%(税率)」となっています。不動産を取得した日から60日以内に申告することで名古屋市であれば愛知県から納税通知書が届くので、決められた期限までに納める必要があります。

また、不動産取得税については軽減措置があり、耐震基準適合既存住宅の新築年月日によって控除額に違いがあります。名古屋市内にお住まいの方で中古マンションなどを購入した方は以下の通りとなります。

建築年控除金額
昭和29年7月1日~昭和38年12月31日100万円
昭和39年1月1日~昭和47年12月31日150万円
昭和48年1月1日~昭和50年12月31日230万円
昭和51年1月1日~昭和56年6月30日350万円
昭和56年7月1日~昭和60年6月30日420万円
昭和60年7月1日~平成1年3月31日450万円
平成1年4月1日~平成9年3月31日1000万円
平成9年4月1日~1200万円
上記以外0円

そして課税額は、(住宅の価格-控除額)×税率となるので、自分で不動産取得税を計算することも可能となります。不動産取得税を算出し、資金計画の際に役立てましょう。

固定資産税・都市計画税

固定資産税は土地や建物などの不動産を取得している方が支払う義務のある税金で、市町村などの自治体に納めます。名古屋市であれば税額は、固定資産税が課税標準額 × 税率(1.4%)、都市計画税が課税標準額 × 税率(0.3%)となっており、第1期から4期に分けて支払うことが可能で、不動産取得税とは違い毎年納める義務があるので余裕を持って貯蓄することが大切です。

修繕積立金・管理費

中古マンションであれば、修繕積立金と管理費も支払う必要があります。修繕積立金とは、マンションの耐震診断や補修工事を行うために、あらかじめ住人から一定の料金を徴収することであり、工事が必要となれば積立金から費用を支払うことになります。

毎月支払う義務がありますが、マンションによって費用が違うので管理会社に問い合わせをして、どのくらいの費用が必要になるのか聞いておくと良いでしょう。中古戸建ての場合は、自分でお金を貯める必要があるので、いざという時に焦らないよう、しっかりと貯蓄することが大切です。

リフォーム・リノベーションの費用

中古マンションや中古戸建てを購入して、自分の理想の住宅にするためにリフォームをする方も多いでしょう。そういった方たちは、引き渡しが終わってからリフォーム会社と契約するので現金で支払うのかローンを利用するのかあらかじめ決めておくと良いでしょう。リフォームをする前提で中古物件を購入することが決まっているのであれば、見積もりの段階でリフォーム費用を上乗せして予算を考えるようにしましょう。

引っ越し費用

引き渡し後に引っ越しを行うので、引っ越し費用についても考える必要があります。4人家族であれば15万円程度必要になることが一般的となるので、住宅ローンを少し多めに組むようにするか、頭金を残して支払いをするか事前に決めておきましょう。

また、家具や家電を購入する費用も必要になります。マンションや戸建てに合うソファやテレビなど、出費も多くなる可能性があるので費用を抑えるためにも本当に必要であるか見定めることが大切です。

事前に資金計画を立てよう!

上記のように引き渡し後にも多くの費用が必要です。住宅ローンを組む金額や頭金のことを考えて、資金計画を立てることが重要となります。

具体的な諸経費を契約する前に把握することで、後悔せずに中古マンションや中古戸建てが購入できるので、余裕を持った資金計画を立てることが大切です。そこで、名古屋エリアの中古マンションの価格相場について解説していきます。エリアによって相場にも違いがあるので資金計画の際に役立てることが可能です。

 

名古屋エリアの中古マンション価格相場

名古屋市には多くの中古マンションが存在していますが、2017年の平均価格は坪あたり102.4万円でした。2016年と比較すると4.1万円増えたのですが、売買数は657件減り201件となっています。築年数の平均としては、リフォームによって好きな間取りに変更できるので21.5年と古くても築年数が経過していても購入されることがわかります。

名古屋エリアの中古マンション価格相場一覧

中古マンションが建つエリアによって相場に違いがあるので、平均価格と平均坪単価に分けてそれぞれ確認していきましょう。

エリア平均価格平均坪価格
千種区2,525万円112万円
東区2245万円116万円
西区1742万円101万円
北区1744万円79万円
中村区1508万円114万円
中区1437万円105万円
瑞穂区2122万円98万円
昭和区2040万円98万円
熱田区1913万円86万円
中川区1516万円70万円
港区1190万円57万円
南区1341万円63万円
守山区1489万円67万円
緑区1519万円66万円
名東区1851万円85万円
天白区1829万円83万円

マンション相場が高いエリアは東区で、低いエリアは港区となりました。築30年の時点における下落率に関しては、守山区の-35.0%が最も低い結果となったので資産価値も下がりにくいことがわかります。

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